「フルート」と一致するもの

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Title : 『Steal Away』
Artist : Charlie Haden / Hank Jones


ベーシストの清水昭好です。


高校生の頃、軽音部でロックを演奏しながら様々な音楽を聴き漁っていました。
エレキベースをやっていたこともあり、Jaco Pastoriusを知ったことをきっかけに段々とフュージョンやジャズを聴くようになりました。
その頃はアドリブなどの華やかな部分に惹かれて聴いていたのではないかと思います。


そんな当時、最近聴いている音楽を共有し合う友人が何人かいて、その中の一人で吹奏楽部でコントラバスを弾いていた友人から、Charlie Haden / Hank Jones の『Steal Away』を薦めてもらいました。
この二人の演奏を言葉で表現するのは本当に難しいですが、あまりに深すぎる音色、、初めて聴いた時に感銘を受けたのを覚えています。
そのあと自分は大学でジャズ研究科に入りウッドベースに転向し、いろいろなジャズミュージシャンを聴いて影響を受けてきましたが、この二人が作る音色はあの頃から今までずっと、頭に焼き付いています。


音楽への向き合い方を教えてくれた作品ですし、今でも自分の音楽に迷いが生じた時は必ず聴く、自分にとっての原点のような大事な作品です。


清水昭好



My First Jazz

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Title : 『Steal Away』
Artist : Charlie Haden / Hank Jones
LABEL : Verve Records
RELEASE : 1995年

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【SONG LIST】
01. It's Me, O Lord (Standin' in the Need of Prayer)
02. Nobody Knows the Trouble I've Seen
03. Spiritual
04. Wade in the Water
05. Swing Low, Sweet Chariot
06. Sometimes I Feel Like a Motherless Child
07. L'amour de Moy
08. Danny Boy
09. I've Got a Robe, You Got a Robe
10. Steal Away
11. We Shall Overcome
12. Go Down, Moses
13. My Lord, What a Mornin'
14. Hymn Medley: Abide with Me/Just As I Am



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ベーシスト清水昭好による室内木管楽器を大きくフィーチャーした異色の編成のオリジナル作品集

ジャズベーシスト清水昭好の2ndアルバム。アメリカの作曲コンテスト「John Lennon Songwriting Contest」のJazz部門でファイナリスト賞の受賞経験もある清水昭好によるオリジナル作品集。
フルート2本、クラリネット、バスクラリネットのアンサンブルを大きくフィーチャーした今作。清水の独特で個性的なオリジナル曲、そこに重なる木管楽器による繊細で時には爆発力のあるハーモニー、そしてピアノトリオの深いうねりと躍動感のあるサウンドは聞き手を新しい世界に導いてくれることだろう。
全曲清水昭好による作曲、アレンジ。

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【清水昭好】
1985年生まれ、福井県出身。 幼少期から作曲に興味を持ち、14歳でエレキベースを開始。Jaco Pastoriusの音楽との出会いを機にジャズの道へ進む。大学進学後にウッドベースへ転向し、独学で習得。2006年から都内でのプロ活動を開始し、世代を問わず多くのミュージシャンから厚い信頼を得る。 演奏活動と並行し、独学で作曲・編曲を追求。2020年にリーダーデビューアルバム『Satya』をリリース。2022年には、同作収録の「Room106」が米国の国際作曲コンテスト『John Lennon Songwriting Contest』Jazz部門でファイナリスト賞を受賞し、作曲家としても国際的な評価を受ける。 2025年、セカンドアルバム『星がうつろう』を発表。2本のフルートとクラリネット、バスクラリネットという木管楽器の独特な響きに焦点を当てたオリジナル作品集は、イタリアのジャズ専門メディア『Jazz In Family』において「ジャズを"再発明"してみせた」と評されるなど、その独創的なアンサンブルが世界的に注目されている。

Latest Album

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Title : 『星がうつろう』
Artist : 清水昭好
LABEL : Vulpse Records
RELEASE : 2025年12月10日

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【SONG LIST】
01. One Sheep,Two Sheep...
02. The Wind Came From No Place At All
03. Ragmas
04. Choro
05. 星が瞬く
06. Conversation With ACA
07. Ballad Between the Inside and Outside
08. Vulpse Vulpse
09. Taruhi
10. 星がうつろう





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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
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夜ジャズ.Net#208 - 藤枝伸介 - JJazz.Net MUSIC PROGRAMS

PROGRAM CONCEPT

オーセンティックなジャズ、そしてダンス・ミュージックを通過した世代が生み出すジャズ、そのどちらのリスナーにもリンクするミュージックプログラム。国も時代も超えた"夜ジャズ"の世界を堪能して下さい。
番組へのメッセージはこちら
この番組のゲストパートは音楽配信サービスKKBOXでも
お楽しみいただけます。
KKBOX「夜ジャズ.Net」第1月曜日更新

NAVIGATOR

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GUEST

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DETAILS

今回のゲストは サックス奏者の藤枝伸介さんです。 自身のリーダープロジェクト SINSUKE FUJIEDA GROUPは昨年、フランスの Superfly Records よりアルバム『福島』をリリース。現在進行形のモーダル/スピリチュアル・ジャズの粋を極めた傑作として世界的な評価を獲得。 iTunes/Apple Musicジャズチャートでは世界33カ国でチャートイン。この作品は須永さんも2025年のベストアルバムの1枚に選出。

「福島(FUKUSHIMA)」という楽曲が生まれた背景やフランスの Superfly Records からリリースとなった経緯など、今なお話題のこのアルバムに迫ります。

昨年12/10には未編集のロングバージョン4曲に加え、配信限定だったフルート楽曲、およびバンブークラリネットによる「Jiva」など、全9曲を収録した『福島(完全版)』をリリース。
スピリチュアル・ジャズや和ジャズリスナーに刺さるこのアルバム要チェックです。

SINSUKE FUJIEDA GROUP
「福島」Release Live
"Next Chapter"
2026.02.05(THU)
OPEN 18:30|START 19:30

本公演は、CDアルバム『福島』のリリースライブとなります。
次の章へと進む夜 ---- "Next Chapter"。

【TICKET】
前売 ¥5,000 / 当日 ¥5,500
※全席指定 / 1ドリンク別

【予約】
https://baroom.tokyo

【CAST】
SINSUKE FUJIEDA GROUP
・藤枝伸介(sax, flute 他)
・竹下文子(violin)
・塚本真一(piano)
・鉄井孝司(bass)
・アラカリ大輔(percussion)
・大角兼作(drums)

■ BAR:MUSIC SELECTOR ■
DJ F.T
DJ Prisma
Junichi Harada

【会場】
BAROOM(バルーム)
https://baroom.tokyo/
東京都港区南青山6-10-12 1F




この番組は業務用総合食品卸事業を展開し、
日本の食文化をサポートしている「西原商会」協力のもとお送りしています。

西原商会HP
https://www.nishihara-shokai.co.jp



ARCHIVES

※番組は聴くことが出来ません

夜ジャズ.Net#190 - 小林香織 - JJazz.Net MUSIC PROGRAMS

PROGRAM CONCEPT

オーセンティックなジャズ、そしてダンス・ミュージックを通過した世代が生み出すジャズ、そのどちらのリスナーにもリンクするミュージックプログラム。国も時代も超えた"夜ジャズ"の世界を堪能して下さい。
番組へのメッセージはこちら
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KKBOX「夜ジャズ.Net」第1月曜日更新

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GUEST

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DETAILS

今回のゲストは サックス奏者の小林香織さんです。 番組初登場!7月10日にニューアルバム『INTERSECTION』をリリースということで今回お越しいただきました。

アルバムタイトル"INTERSECTION"は"交差点"の意味。
今作ではアルト、テナー、ソプラノ、 フルートに加え、初めてバリトンサックスを導入。一枚のアルバムで4 種のサックスを演奏しています。 松任谷由実さんなど、日本のポップスやロックの著名な方のサポートで知られる小林香織さん。
大きなホールでのいわゆるエンターテイメントなライブ、そこで刺激を受けていることとは? 現在、母校でもある「洗足学園音楽大学ジャズコース」の講師を努められています。
ご自身の時と今の生徒との違い、そして育成として力を入れていることについて。

【ニューアルバム発売記念ライブ】 小林香織『INTERSECTION』Release Live 日程 2024年8月6日(火)

時間 1st Stage 開場 16:30/開演 17:30
2nd Stage開場 19:30/開演 20:30

会場 Billboard Live OSAKA

料金 Service Area ¥6,900~
Casual Area ¥6,400~(1ドリンク付)

出演者
小林香織 (Sax,Fl.)
扇谷研人 (Key.)
藤田義雄 (Gt.)
浜崎賢太 (Ba.)
北村望 (Dr.)

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日程 2024年8月22日(木)

時間 1st Stage 開場 16:30/開演 17:30
2nd Stage開場 19:30/開演 20:30

会場 Billboard Live YOKOHAMA

料金 Service Area ¥6,900~
Casual Area ¥6,400~(1ドリンク付)

出演者
小林香織 (Sax,Fl.)
扇谷研人 (Key.)
藤田義雄 (Gt.)
浜崎賢太 (Ba.)
北村望 (Dr.)


小林香織 LIVE SCHEDULE
https://kaorikobayashi.com/liveschedule/




この番組は業務用総合食品卸事業を展開し、
日本の食文化をサポートしている「西原商会」協力のもとお送りしています。

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※番組は聴くことが出来ません

みなさんこんにちは、マルチインストゥルメンタリストの曽根麻央です。
今日は現代のジャズ/オルタナティヴ/R&Bの名盤 "Voyager"を紹介しようと思います。

このアルバムは聴くとまず音色のクオリティーの高さに驚かされます。音が本当にいい。
みなさんにも是非体感してほしいアルバムです。


その前に一つお知らせです。
4/27(土)は千葉県野田市にある生涯学習センター3F 欅のホールでソロ・コンサートがあります。
昨年9月に発売された『Plays Standards』のリリースコンサートで、アルバムから沢山お届けしようと思います。
なんとそれだけでなく、ライブ収録も兼ねています!ぜひこの機会をお見逃しなく!
東京駅からも約1時間の距離なので都内のオーディエンスの方もぜひ来てみてください。街並みも昔ながらの面影があり、前回仕込みに行った時に観光気分になってしまいました。

チケットはオンラインで購入できます
https://www.gettiis.jp/event/detail/101060/vugPXS5L



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Title : 『Voyager』
Artist : Moonchild


さてMoonchildは2012年ごろから活動を開始した3人組のバンドで、リードボーカルのAmber Navran含めて全員がキーボードやピアノ、シンセサイザー、そしてサックスやフリューゲルホルンなどの吹奏楽器を演奏することができます。まさに多重録音時代に特化したバンドと言えると思います。


例えばアルバムのイントロ 1. Voyager (Intro) をとっても、短いトラックながらも
彼らのこだわりが詰まっていると感じます。
左右に美しく揺れるトレモロがかかったローズピアノの音を中心に、パッドやリードシンセ、ちょっとだけギター、アルペジエーターやシンセベースなどあらゆる楽器が素晴らしいバランスで共存しています。



曲はそのまま 2. Cure に続くのですが、パッドが弾き延ばされている中にギターがリズムを刻み始めます。このギターのリフも細かくパンが振られていて、オーディオ空間の作り方が本当に巧妙です。そしてドラムとシンセベースが入ってくるとグルーヴが一体となり曲が始まります。愛が心の痛みを治すことを見せてあげるという歌で、ふわりと歌っている様に一見すると聞こえるのですが、リズムとイントネーションが素晴らしく、曲全体を歌がリードしています。歌が全体をリードするのは本来あるべき姿ではあるのですがとても難しいことでもあり、シンガー単体でもとても表現力がある事を思い知らされます。



3. 6am
この曲は3-3-2拍子でリズムが構築されてる特徴あるリフの曲です。エンディングにはフルートソロもあります。ソロといってそのままアドリブを乗せているだけではなく、おそらく大枠のソロを録音したのち、必要な部分のハーモニーをオーバーダブしてる様です。楽器の部分にもボーカルの作品作りの様な手が込んだ作風になっています。



4. Every Part (For Linda)
クリスプなドラムビートから始まる楽曲。ボーカルが入ってきた時に急にリバーブが少なくなり乾いた感じになるのがたまらなく素敵です。



5. Hideaway
低音からビート感が強いローズピアノとシンセベースのリフが気持ちよく、しかし歌は囁くようで対照的なMoochildらしい一曲。



6. The List
ローファイなピアノイントロから始まる楽曲。このアルバムの有名曲の一つかなと思います。
その後に続くローズピアノのキックが心地よく、その上でボーカルのハーモニーも見事にアレンジされています。
トランペットとフルートでのホーンセクションアレンジも際立っています。



7. Doors Closing
電車のアナウンスから始まる一曲。カウベルのビートが特徴的。今までローズピアノメインでしたがこちらはウーリッツァーピアノの音色。



そして楽曲は続けて 8. Run Way に突入します。こちらはキックドラムをパッドやシンセベースにコンプレッサーのサイドチェーンというもので繋げて、キックが鳴ると他の楽器の音量が抑えられます。そのダイナミックスと抑揚が作るグルーヴが特徴的です。
最後はマリオのゲームに世界のようなリフに突入して、レコードの回転数を落とすかのようにフィニッシュ。



そしてそこから回転数をあげたようにスタートするのが 9. Think Back。こういった曲同士の繋ぎもとっても上手なアルバムですね。
この曲はドラムのリズムがトップにいて、ピアノとベースが大分重たく後ろの方にいるネオソウル的グルーヴの曲です。



10. Now And Then
16分音符を刻みながら作る3拍子のグルーヴの曲。ドラムとシンセベース、そして手拍子が作る独自のグルーヴで、手拍子がやたら生っぽいミックスになっているのが逆に聴き手を集中させます。



楽曲はそのまま 11. Change Your Mind に突入します。こちらは一気にトーンダウンしてバラードの曲です。



12. Show The Way
コンガやタンバリン、シェイカーといった楽器が加わり、少しだけセッション感の強い作品になっています。そんな中でもAメロがポップで記憶に残りやすい作品かもしれません。



13. Let You Go
おそらく流れるような水の音やシンセの音が絡み合い神秘的な出だしから始まります。こちらも特徴的な、美しいメロディーラインを繰り返し繰り返し、しかしアレンジは変わりながら演奏されるます。それがLet You Goっていうタイトルですが、頭にはしっかりメロディラインが残ってこのアルバムが幕を閉じます。



それではまた次回。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Voyager』
Artist : Moonchild
LABEL : Tru Thoughts
発売年 : 2017年





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【SONG LIST】

01.Voyager (Intro)
02.Cure
03.6am
04.Every Part (for Linda)
05.Hideaway
06.The List
07.Doors Closing
08.Run Away
09.Think Back
10.Now and Then
11.Change Your Mind
12.Show The Way
13.Let You Go
14.Cure (instrumental)
15.The List (instrumental)



曽根麻央『プレイズ・スタンダード』

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トランペット/ピアノの"ジャズ二刀流"として話題の曽根麻央がソロピアノで紡ぐスタンダードソング集が全国発売決定!
往年のジャズの名曲をフレッシュな感性で解釈。
抒情性と気品に彩られた曽根のジャズ・ミュージシャン、ピアニストとしてのアティテュードが表現されている作品に仕上がった。


曽根麻央『プレイズ・スタンダード』


1.Reflections in D
2.Serenade
3.In Your Own Sweet Way
4.The Star-Crossed Lovers
5.Wave
6.Stella by Starlight
7.All The Things You Are
8.Luminous (Piano Solo Ver.)
9.I Loves You, Porgy
10.Lady Luck11.Danny Boy
12.Home (Piano Solo Ver.)
13.Some Other Time
14.Ask Me Now
15.The Days of Wine And Roses
16.What A Wonderful World

Mao Soné (piano, trumpet)


曽根麻央のその他情報はウェブサイトへ

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

Title : 『Easy Living』
Artist : Sonny Rollins

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こんにちは。テナーサックス奏者の川嶋哲郎です。
私が最初に始めた楽器は実はピアノです。
小学校の頃はずっとピアノをやっていましたが、譜面を読むのが苦手で、、中学校に入ってからトランペットに転向しました。
ずっと吹いていたかったのですが、今度は高い音が出なくて、、出すのが大変なんですよね。その後サックスに"やむなく"転向しました。
せっかくサックスという楽器を吹くことになったので、一番すごい人を聴いてみたいなと思い、私は富山出身なのでその市に一軒だけあった「ふくろやレコード」というところで、LPを3枚、小遣いで買いました。
J. R. Monteroseと、John Coltraneと、Sonny Rollins。
中でも、Sonny Rollinsの『Easy Living』が気に入って、いつかこんな風に演奏できたらと思って過ごしていました。

この作品の一曲目に入っているのが、Stevie Wonderの「Isn't She Lovely」です。私はこの曲がとても気に入って、Sonny Rollinsっていい曲書くな~っていましたが、実はStevie Wonderの曲だったと後から分かりました。
おそらくSonny Rollinsがこの曲をとりあげたことによって、皆が演奏するスタンダードとなっていったと思っています。

ある人から聞いた話では、ジャズは難しい曲や手法が多く勉強も必要だったりするので
Sonny Rollinsの奥さんが「もう少し分かりやすく、皆が知っている曲を」という提案があったとかなかったとか。
ご自身が積極的にこの曲を選曲したかは分かりませんが、この事は、私の制作活動にも影響するほどの逸話ではあります。
自分が最高だと思って選曲・演奏する曲が、自分の良さをすべて伝えられるのか?客観的にリスナー目線で見ると違うのではないかということですね。
ロリンズ本人がひょっとしたら実験的にやってみたような演奏だとして、それを聴いた私が心から感動し、こうやって音楽を続けている。
今、制作活動をしていても、自分本位にならずに人の意見を聞きながら客観的に自分を表現出来るようにしていく。それがとても大事だと思わせてくれる素敵な作品です。
私にとってバイブルで宝物です。皆さんもぜひ聴いてみてください。

川嶋哲郎






My First Jazz

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Title : 『Easy Living』
Artist : Sonny Rollins
LABEL : Ojc
発売年 : 1978年



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【SONG LIST】
01.Isn't She Lovely
02.Down The Line
03.My One And Only Love
04.Arroz Con Pollo
05.Easy Living
06.Hear What I'm Saying




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日本を代表するテナーサックス・プレイヤー川嶋哲郎の作曲、アレンジによるオリジナル作品集


日本を代表するテナーサックス・プレイヤー川嶋哲郎の全曲自作、編曲によるオリジナルアルバム。
「組曲エモーション」を含む全9曲、1時間は弦楽四重奏+木管アンサンブル+パーカッションによる独自の構成。
初めて香月SAYAKAのチャカ・ストリング・カルテットと組み、自身の演奏でフルート、クラリネット、バス・クラリネットをオーバーダビングした壮大なインナー・アンサンブル。
18人の木管ジャズ・オーケストラを擁した前作「ウォーター・ソング」を超えて即興演奏家としての根本を見つめる。
ソロ、デュオ、カルテット、ライブ作品など多彩なライフワークの集大成。






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川嶋哲郎
1966年富山県生まれ。幼少期よりピアノとトランペット、高校時代にサックスを始め、大学在学中に独学でジャズを学ぶ。
27歳の時、会社員からプロに転向し、大坂昌彦、原朋直、日野皓正、大西順子、日野元彦、綾戸智絵など日本を代表する数々の演奏家のグループに在籍した。
現在、森山威男グループ、寺井尚子との共演、フルノーツや、山下洋輔ビッグバンドの活動の他、自己のカルテット、ライフワークのソロ、デュオライブなどを精力的に行っている。
テナーサックス・ソプラノサックス、フルート奏者として、アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ、アジア各国で多数の演奏家と共演する等、国際的にも表現の場を広げる。ジャズと様々な日本の伝統文化との融合にも尽力し、ジャズプレイヤーの枠を大きく超え日本人即興音楽家として独特な活動を続けている。
現在、洗足学園音楽大学に講師として講座を受け持つ他、Jazzlife誌にて「気ままにジャズエチュード」を連載中。
最新アルバムは「water song」に引き続き全曲自作・自編曲の、弦楽四重奏+木管アンサンブル+パーカッションによるオリジナル作品集「A WALK IN LIFE」。
https://tetsurokawashima.com/




Latest Album

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Title ︓『A Walk in Life』
Artist : 川嶋哲郎
LABEL : SPACE SHOWER MUSIC
RELEASE : 2024.3.13



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【SONG LIST】
01.Dear Days
02.A Walk in Life
03.Sunrise Flight
04.Suite Emotion Desire
05.Suite Emotion Pathos
06.Suite Emotion Modulation
07.Suite Emotion Aspiration
08.Sunset Voyage
09.Llanos Wind






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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
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500以上のメジャー・ローカル音楽レーベル様や権利者様と提携し、9,000万曲の楽曲を配信。
なかでも世界最大数を誇るC-POPを取り揃えているアジア大手の音楽聴き放題サービス。
2022年より日本でも音声コンテンツ/ポッドキャストの提供がスタート!


みなさんこんにちは、ジャズ二刀流ことマルチインストゥルメンタリストの曽根麻央です。

今日はみなさんに、ガーシュウィンの初演100年を記念して今年発表された『Rhapsody in Blue Reimagined』というデジタルリリースのアルバムを紹介します。
ジョージ・ガーシュウィンが当時のアメリカ社会を映し出す作品として完成させた「Rhapsody in Blue」。
1924年にポール・ホワイトマン・オーケストラと自身のピアノのためのジャズ協奏曲としてガーシュウィン自身が初演して以来、世界各国で愛されてきた名曲を、100年を記念して、2024年を生きるアーティストたちがどのようにReimagined=再解釈したのか見ていきたいと思います。
聴くだけでまるで世界旅行をしたかのような作品作りに驚くでしょう。

その前に宣伝です。
4月は福岡にソロで二ヶ所伺います!
ソロアルバム『プレイズ・スタンダード』のリリースライブです。
お近くの方はぜひきてください!詳しくはウェブサイトで!


4/12 (Fri) border -live music & drinks- <福岡>
Mao Sone "Plays Standards" CDリリースライブ in 福岡
Artist: Mao Sone (piano & trumpet)
open 18:30 / start 19:30
【料金】
全席自由 4,000円(税込)※当日は+500円(ご飲食代別※要2オーダー制)
【border 電話予約】
TEL: 092-406-8448 <16:00~22:00(月曜定休日)>


4/13 (Sat) 音楽館Twilight<北九州>
Mao Sone "Plays Standards" CDリリースライブ in 北九州
Artist: Mao Sone (piano & trumpet)
18:30 開場|19:00 開演
【チケット】
前売 ¥3,000 | 当日 ¥3,500
【お問い合わせ】
Office ミスマル 080-6467-1115 または 080-5256-6971
【会場】
〒803-0841 福岡県北九州市小倉北区清水2-10-15 2F
TEL: 093-562-2311 (マックスオーディオ小倉店2F)

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Title : 『Rhapsody in Blue Reimagined』
Artist : Lara Downes


ジョージ・ガーシュウィンは言わずと知れたアメリカを代表する偉大な作曲家で、ジャズスタンダードとなった数多くのミュージカル・ソングだけでなく、アメリカ・クラシックの代表的な作品をいくつも残した人です。すでにブロードウェイの人気のミュージカル作家であったガーシュウィンが、世界的な一流作曲家の仲間入りを果たすきっかけとなった作品がこの「Rhapsody in Blue」です。
ガーシュウィン自身が「巨大なるつぼ = アメリカを写す万華鏡のような音楽」と評したこの作品。
1924年に当時オーケストラを率いていて有名なバンドリーダーであったポール・ホワイトマンのジャズ・コンチェルトを書いて欲しいという依頼から始まりました。期限は5週間。ガーシュウィンはそれまでそのような音楽を書いたことがなく最初は困惑しましたが、ラッキーなことにインスピレーションがすぐ降りてきて、ガーシュウィンは2台ピアノのアレンジでこの作品を書きました。そしてファーディ・グローフェというホワイトマンの専属アレンジャーによってあの有名な、みんなが耳にするオーケストラバージョンに仕立て上げられました。


さて今回の『Rhapsody in Blue Reimagined』は、当時の人種や文化のるつぼ=アメリカを投影した「Rhapsody in Blue 」を、初演100年を記念し、改めて2024年を生きるピアニスト Lara Downesと、サックス奏者でありアレンジャーのEdmar Colonが再解釈をしたプロジェクトです。


Lara Downesはアメリカのアフリカ系女性クラシック・ピアニストとして活躍しているだけでなく、社会活動化として女性やアフリカ系の作品に焦点を当てる活動もしています。
今回の作品では流暢なクラシカルなテクニックや表現だけでなく、アフリカ的なリズム、ラテン的な情熱、またアジア的な表現も必要な作品ですので、彼女のさまざまな文化への理解の深さが表れています。インタビューを聞く限りではジャマイカ系の家族の出身だそうです。


Edmar Colonはプエルトリコ出身のジャズ・サックス奏者として世界的に活躍するだけでなく、エスペランザ・スパルディングのグラミー賞受賞作品『12 Little Spells』やテリ・リン・キャリントンのアルバム『Waiting Game』でもオーケストラのアレンジを務めたり、ボストン・ポップスや、DCのナショナル・オーケストラに委嘱作品を提供するなど、作曲家としても幅広く活躍しています。
私、曽根麻央とは実は、16歳の時からの親友で、いまだに月に30-40分は電話をする仲です。お互いの実家に何度も行ったことがあります。数多くのステージも一緒に演奏してきました。


現在私たちは、100年前とは形は違うけれども、さまざまな社会問題の中に生きています。『Rhapsody in Blue Reimagined』ではそんな現在の社会を投影するかのように再構築されました。


1. Rhapsody in Blue





有名なクラリネットのトリルが聴こえるかと思えば、ここではグリッサンドで駆け上がらずに、全く新しいイントロがこのReimaginedの世界に連れて行ってくれます。長3和音が短3度で降りてくる、ジョン・ウィリアムズのような、ウェイン・ショーターのような世界観で幕を開けます。
ガーシュウィンは「Rhapsody in Blue」ではドミナント7コードと短3度で動かすことで独特のブルージーな雰囲気を作り出していますが、7度の音がなくなるだけでとても斬新な響きになります。
>もう一度トリルがあらゆる楽器から聴こえてくると、ようやくみんなが知るイントロが、しかしオープニングの世界観を残すオリジナルのイントロが展開されます。

ピアノが登場してからしばらくは原曲の再現を行いますが、すぐに中東の雰囲気を予感させるモチーフも登場し始めます。
有名なピアノのフレーズでは同時にボンゴが登場し、ラテンアメリカの音楽が少しずつ顔を見せます。その後ゆったりとしたソンのリズムが現れ、ダニーロ・ペレスやダヴィ・サンチェスのような現代のラテンジャズのセクションが登場します。その上でウェイン・ショーターのオーケストラ作品のような細やかなフレーズが登場し始めます。と思うとリズムは急にさっていき、徐々に次の世界へと向かいます。

ピアノの原曲パートをインタルードとしてを挟み、そのあとは中東の世界観へ一気に観客を連れていきます。

そのあともう一度舞台はラテンジャズに戻ります。繰り返されるベースラインとグルーヴが特徴的です。マイケル・ブレッカーの『Wild Angle』を思わせる曲想が聴こえてきます。

その後、アレンジャーであるEdmar Colonのソプラノ・サックスソロに移ります。
彼のソロはウェイン・ショーター的でありながら、音色やフレーズは私とColonの共通の師である、デイヴ・リーブマンを思わせてくれます。彼のソロで一旦曲は第一クライマックスを迎えます。
と同時にキューバのリズムLulabancheが演奏されます。その上で西洋的なマーチのようなリズムが重なり原曲のモチーフが演奏されます。そのモチーフはさらに複雑なハーモニーへ誘導します。原曲の減5度のピアノフレーズも聞こえてきます。原曲のピアノ譜をもとに展開させた見事なアレンジです。さらに原曲にもある短3度の音形も入れつつ音楽を展開します。

そしてまた一つの区切りがくると原曲のピアノソロに入ります。
このト調のピアノソロの部分は、原曲の中でもピアノの聴かせどころなので、そのままというのは原曲ファンとしてもとても嬉しいですね。そのパートもところどころ中東の鼓笛隊が顔を出します。

そしてピアノパートを終えると通常であれば有名なホ調のバラードのテーマですが、なんと中国の1弦ヴァイオリンと琴によって奏でられる大胆なアレンジになっています。
そのあとに続く原曲オーケストラによる、ホ調のメロディーの提示部にも中国のサウンドがプラスされることで、この曲の新たな魅力と世界観を追加してくれています。

その後の原曲中最も難関と言われるピアノのリズミカルなパートは、Edmarの故郷であるプエルトリコ南部のリズムPlenaになっています。そのままPlenaのリズムの上でPlenaのリズムを奏でながら登場するEdmarのソプラノサックスソロがあります。そのモチーフをフルートが引き継ぎ音楽を原曲に引き戻します。そして音楽は一気に最終局面に向かいます。
原曲に忠実にありつつ独自のハーモニーとPlenaやプエルトリコのもう一つのリズム、Bombaのリズムが加わります。
そして、フィナーレでは原曲と、このバージョンのイントロをの再現を見事に合体させ、クライマックスを迎えます。


2. Study in Blue

これはショパンの夜想曲とガーシュウィンのラプソディーを掛け合わせてアレンジしなおしたものでLara DownesとEdmar Colonのデュオとなっています。
ショパンとガーシュウィンが混じり合う繋ぎのぶぶんはまるでモリコーネの映画音楽のようでとても美しいのでぜひ聴いてみてください。


それではまた次回。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Rhapsody in Blue Reimagined』
Artist : Lara Downes
LABEL : Pentatone
発売年 : 2024年



【SONG LIST】

01.Rhapsody in Blue (arr. Edmar Colón)
02.Study in Blue (arr. Edmar Colón)
03.Commentary Track



曽根麻央『プレイズ・スタンダード』

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トランペット/ピアノの"ジャズ二刀流"として話題の曽根麻央がソロピアノで紡ぐスタンダードソング集が全国発売決定!
往年のジャズの名曲をフレッシュな感性で解釈。
抒情性と気品に彩られた曽根のジャズ・ミュージシャン、ピアニストとしてのアティテュードが表現されている作品に仕上がった。


曽根麻央『プレイズ・スタンダード』


1.Reflections in D
2.Serenade
3.In Your Own Sweet Way
4.The Star-Crossed Lovers
5.Wave
6.Stella by Starlight
7.All The Things You Are
8.Luminous (Piano Solo Ver.)
9.I Loves You, Porgy
10.Lady Luck11.Danny Boy
12.Home (Piano Solo Ver.)
13.Some Other Time
14.Ask Me Now
15.The Days of Wine And Roses
16.What A Wonderful World

Mao Soné (piano, trumpet)


曽根麻央のその他情報はウェブサイトへ

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

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みなさん、こんにちは。マルチインストゥルメンタリストの曽根麻央です。
今回は偉大なシンガー、メル・トーメがニューヨークの歌を集めた『Songs Of New York』(1982)をご紹介します。

その前にすこし宣伝します!6月、曽根麻央Brightness Of The Livesのツアーが決定しました。
6/2 ブルーノート東京
6/6 岡山SOHO
6/7 大阪梅田Mr. Kelly's
6/8 名古屋 Mr Kenny's
6/9 静岡 Life Time

Member: 曽根麻央 trumpet, piano and etc、井上銘 guitar、山本連 bass、木村紘 drums、
Patrick Bartley (6/2のみ参加)
https://maosone.com/tour2023


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Title : 『Songs Of New York』
Artist : Mel Torme



【偉大なシンガー、メル・トーメによるアメリカン・ソングブック】


メル・トーメは「The Christmas Song」の作曲家として有名ですが、改めてこの現在にも通ずる素晴らしい歌唱テクニックの持ち主であり、表現者であることを再認識できればと思います。

アレンジャーにあの映画音楽で有名なJohn WilliamsやShorty Rogers、Richard Hazardなど当時の一流作家を迎えていて、サウンドも名エンジニアのBill Putnamによって録られています。音楽的にも聴きやすく、サウンドも素晴らしい名盤なのでぜひ聴いてみてください。





01. Sunday In New York

John Williams のアレンジで、元々は1963年の同タイトルの映画の曲のようです。心地よいワイヤー・ブラシのサウンドとバリトン・サックスの音色がグルーヴを支えます。John Williamsの作品はオーケストラが多いので、ビッグバンド編成の、しかもスウィングの作品はなかなか聴いたことがありませんでした。完璧な3分間ミュージックで心地よい!の一言でしょう。あっという間に聴き終わるのもジャズのこの時代の歌ものの良いところです。

3分間ミュージックとまだ録音文化が浸透してまもない頃は、3分半ぐらいがレコーディングできる限界だったと言われています。逆にこの縛りが良い演奏を生んでいるのですが、これがビッグバンドの、特に歌ものでは現在まで心地よい尺の長さとして受け継がれていると思います。


02. Autumn In New York

ジャズの偉大なスタンダードです。メル・トーメは丁寧にVerse(イントロのようなパートですが、歌詞があり、曲のストーリーを説明する重要な部分。インストではほぼ省略される)を歌っています。Richard Hazardのアレンジで、こちらはピアノトリオがフィーチャーされたストリングス・オーケストラが中心のアレンジで、とてもゴージャズです。


03. Lullaby of Birdland

またアメリカの偉大なソングブックに入る名曲です。 トランペッターでもあるShorty Rogersのアレンジです。まるでGeorge Shearingを彷彿とさせるサウンドで、ピアノトリオにヴィブラフォン、ギター、そしてフルートを加えた編成で心地よく演奏されます。このピアノがブロック・ヴォイシングしてる上にメロディーをギターとヴィブラフォンでユニゾンするのはGeorge Shearingが発明したサウンドで今ではジャズのサウンド作りに欠かせない手法となっています。


04. Broadway

軽快なスウィングの曲で、ビッグバンド編成でJohn Williamsのアレンジに戻っています。


05. Brooklyn Bridge

Shorty Rogersのアレンジ。Verseはギターとのデュオですが、メル・トーメの歌唱がとても素晴らしいです。テンポに入ってからは基本George Shearingスタイルでアレンジされています。


06. Let Me Off Uptown

John Williamsのアレンジ。再びビッグバンド編成です。先にも述べたのですがJohn Williamsのビッグバンドアレンジは珍しいのですが、このような曲をアレンジするとどこかフランク・シナトラのアレンジャーとして有名なNelson Riddleの雰囲気も少しある気がします。このトラックはメル・トーメの声の伸びが素晴らしく大歌手らしい歌い方になっています。


07. 42nd Street

今までの曲と雰囲気がガラッと変わり、ラテン風の妖艶な雰囲気になっています。Richard Hazardによるストリングスアレンジです。


08. Sidewalks Of New York

John Williamsのアレンジによる、映画音楽かと思わせるイントロから始まりますが、一旦曲に入ると軽快なスウィングワルツでピアノがテンションの強い和音を弾き続けるおもしろいアレンジです。


09. Harlem Nocturne

Richard Hazard編曲。ピアノトリオとストリングスを中心にしたアレンジ。スローなスウィングでこちらも7曲目のような妖艶な雰囲気が漂う一曲になっています。マイナー6やマイナーmaj7といったコードがこのような独特な雰囲気を作り出します。曲の中盤はその雰囲気がガラッと変わりブルースのフィールになる構成でとても珍しいと思います。


10. New York, New York

レナード・バースタインが音楽を担当したミュージカル『踊るニューヨーク』のテーマソング。映画はジーン・ケリーやフランク・シナトラが出演していて名作なのでみなさんも是非見てみてください。僕は個人的にこの時代のミュージカルが子供の頃から大好きでたくさん見ているのでいつかそれにまつわるアルバムも紹介したいですね!
Shorty Rogersのアレンジで、基本、George Shearingスタイルのアレンジですが、リズムがスウィングになったりラテンになったりとても楽しい見事な編曲になっています。ミュージカルではロックフェラーセンターや五番街、自由の女神などニューヨークの名所が各コーラス切り替わりながら歌っています。そんな雰囲気を想像しながら聴いても楽しい曲です。


11. There Is A Broken Heart For Every Light On Broadway

Shorty Rogersのアレンジ。楽しさのあとの寂しい雰囲気の曲。スウィングなのですが、それに対抗するようにメロディーは基本ストレートで奏でられていて、少し3連音符によったりそのバランスが素晴らしいです。


12. Manhattan

Richard Hazardの編曲。とても印象的なストリングスのイントロから始まり、ミュージカルを見ているような曲作りをしています。


13. My Time Of Day

1:22と、とても短いトラックですが、美しいアレンジと、素晴らしい歌唱が聴けるバラードのトラックになっています。アルバムの締めくくりとなるようなエンディングです。


前回ご紹介したアルバム『Lady In Love』の中本マリさんの10数年ぶりの新作が6/8に発売されることが決定しました。私・曽根麻央がプロデューサー/アレンジャーを担当し、マリさんの70~80年代の名盤『Lady In Love』『Aphrodite』『Moods Of A Lady』から11曲をセレクト!セルフ・カヴァー・アルバムとなっています。

ツアーもしますのでお近くの会場まで見に来てください!


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中本マリ『Muse 1』 
6/8発売
Mari Nakamoto - vocal
Mao Sone - piano, fender rhodes, wurlitzer, clavinet, organ, prophet 6, trumpet & harpejji
Yuji Ito - bass
Kan - percussions






それではまた次回。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title : 『Songs Of New York』
Artist : Mel Torme
LABEL : Atlantic Jazz
発売年 : 1964年

アマゾン詳細ページへ

【SONG LIST】

01.Sunday In New York
02.Autumn In New York
03.Lullaby Of Birdland
04.Broadway
05.The Brooklyn Bridge
06.Let Me Off Uptown
07.42nd Street
08.Sidewalks Of New York
09.Harlem Nocturne
10.New York, New York
11.There's A Broken Heart For Every Light On Broadway
12.Manhattan
13.My Time Of Day




【曽根麻央LIVE INFO】

6/6 (tue.) [岡山] Cafe SOHO
Member: 曽根麻央(tp, pf & keys) 井上銘(gt) 山本連(b) 木村紘(ds)
・岡山市北区今4-4-8
・お問い合わせ 086-368-8455​


6/7 (wed.) [大阪] Mr. Kelly's
Member: 曽根麻央(tp, pf & keys) 井上銘(gt) 山本連(b) 木村紘(ds)
・大阪市北区曽根崎新地2-4-1 ホテルマイステイズプレミア堂島1F
・TEL: 06-6342-5821


​6/8 (thu.) [名古屋] Mr. Kenny's
Member: 曽根麻央(tp, pf & keys) 井上銘(gt) 山本連(b) 木村紘(ds)
・愛知県名古屋市中区金山5-1-5 満ビル2F
・TEL: 052-881-1555
・mrkennys.kuratani@gmail.com

​6/9 (fri.) [静岡] Life Time
Member: 曽根麻央(tp, pf & keys) 井上銘(gt) 山本連(b) 木村紘(ds)
・静岡県静岡市葵区紺屋町 11-1
・TEL: 054-250-0131


曽根麻央のその他情報はウェブサイトへ

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

NYを拠点に活躍するピアニスト、海野雅威がNYトリオで来日公演を行います。
新作『Get My Mojo Back』のレコーディングメンバーでもあり、信頼を置くトリオでの演奏。

コロナ以降困難だったNYの仲間との来日公演、この機会をお見逃しなく。





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【TADATAKA UNNO NY TRIO】


【MEMBER】
海野雅威 (p)
Danton Boller (b)
Jerome Jennings (ds)


【DATE & SHOWTIMES】
2022 11.28 mon.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
ブルーノート東京
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/tadataka-unno/


2022 11.29 tue., 11.30 wed., 12.1 thu.
[1st.show] open 5:00pm / start 6:00pm
[2nd.show] open 7:45pm / start 8:30pm
コットンクラブ
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/tadataka-unno//


奇跡の復活を遂げた実力派ピアニスト、NYトリオで届けるプレミアム・ステージ


大ケガからの復活アルバム『Get My Mojo Back』が大反響!"NYで最も愛され、信頼されている日本人ジャズ・ピアニスト"海野雅威が、ダントン・ボーラー(ベース)、ジェローム・ジェニングス(ドラムス)と組むNYトリオで待望のジャパン・ツアーを行う。ハンク・ジョーンズ、ジミー・コブらジャズ・レジェンドから愛され、ロイ・ハーグローヴ・クインテット初の日本人レギュラーメンバーに抜擢されるなど世界を舞台に活躍。コロナ禍のNYでヘイトクライムの犠牲となり、ピアニスト生命が危ぶまれる重傷を負うも、不屈の精神と懸命なリハビリで見事復帰を果たした。今回は困難に見舞われた海野を支え、復帰作を共に作りあげた仲間とのステージ。演奏する喜びにあふれた最高の瞬間を届けてくれるだろう。

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【海野雅威】(ピアニスト)
1980年、東京生まれ。
4 歳からピアノを弾き始め、9 歳でジャズ・ピアノを始める。

東京藝大在学中の18 歳からミュージシャンとして活動を始める。鈴木良雄、伊藤君子、大坂昌彦らシーンを支える多くのミュージシャンと共演し若い世代の旗手的存在であったが、さらにジャズのルーツや文化に触れる為、2008年にニューヨーク移住。
ゼロから新たにスタートした新天地でもトップミュージシャンに認められ、 故ジミー・コブ(ds)、クリフトン・アンダーソン(tb)、ウィナード・ハーパー(ds)、故ロイ・ハーグローヴ(tp)、ジョン・ピザレリ(g, vo)、ジャズメイア・ホーン(vo)等のバンドでの活動の他、自身のトリオでも演奏を行っている。

2013年にはヴィレッジ・ヴァンガードでジミー・コブ・トリオのピアニストとして日本人初出演。その一週間公演は、オーナーであった故ロレイン・ゴードンをはじめ、耳の肥えた地元ジャズ・ファンを唸らせ本場ミュージシャンの仲間入りを果たす。

2014年、敬愛する名ジャズ・ピアニスト、故ディック・モーガンのトリビュートコンサートのピアニストに推挙され、古くからの地元ファンに歓迎された。以降ワシントンD.C.を中心にかつてのディック・モーガンのバンド・メンバーと共に演奏活動も行っている。

2016年6月、ジミー・コブ・トリオのレコーディングで訪れた伝説のヴァン・ゲルダー・スタジオで、レコーディング・エンジニアのパイオニア、ルディ・ヴァン・ゲルダー(当時91歳)にその才能を称賛される。その二ヶ月後、8月25日に惜しくも逝去され、ヴァン・ゲルダー氏の生涯最後のレコーディング・ピアニストとなる。
同年10月、現代の音楽界を支える多くのミュージシャンを輩出している名門ロイ・ハーグローヴ・クインテット日本人初のレギュラー・メンバーに抜擢され、ロイが亡くなるまでの2年間世界各地を回るツアーを行う。

2020年9月27日、コロナ禍のニューヨークにてアジア人ということだけで襲われ、重傷を負う。緊急手術後に一時帰国し、約半年に及ぶ治療を行った後、アーティスト活動を再開すべく、2021年に再度ニューヨークへ渡航。8月にブルーノート・ニューヨークにおけるジョン・ピザレリ・トリオの公演で演奏に復帰、秋には日本でも「奇跡の復活ツアー」を敢行し、ブルーノート東京で千秋楽を迎える。差別や暴力に屈せず、混沌とした時代だからこそ音楽の力を信じる姿は、NHKスペシャル「素晴らしき世界~分断と闘ったジャズの聖地~」でも取り上げられ、大きな反響が寄せられる。

また、惜しまれつつ世を去った日本の名ジャズ・ピアニスト世良譲、ジャズ・ピアノの巨匠ハンク・ジョーンズ、テナー・サックス&フルートの巨匠フランク・ウェスが、晩年最も期待を寄せていたピアニストでもあり、CDでの共演の他、音楽のみならず人生の師として交流を深めていた。
2010年5月16日、世界中のジャズ・ファンに愛され最期まで音楽への情熱を燃やし続けたハンク・ジョーンズが91年間の人生に幕を閉じる時、その最期に立ち会う。師の志を受け継ぎ、自己の音楽を追求することで本分を全うしていきたいと強く感じている。

https://www.tadatakaunno.com

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皆さんこんにちは。トランペッター、ピアニストの曽根麻央です。
10月も中旬に差しかかり肌寒い日が多くなってきました。皆様におかれましては体調のほどいかがでしょうか?僕は元気にツアーの多い秋を駆け抜けています。
今回は熊本からディスク・レビューを書いています。

今日はレジェンド・トランペッター、ロイ・ハーグローヴが2009年に残したビッグバンド・アルバム、『Emergence』を聴いていきたいと思います。死後にリリースされたものを除けば、ラスト・リーダー作となっています。


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Title : 『Emergence』
Artist : Roy Hargrove Big Band

【現代を代表するトランペッター、Roy Hargroveのラスト・リーダー作】

 ロイ・ハーグローヴは間違いなく現代を代表するトランペッターでしたが、2018年に惜しまれながらこの世をさりました。残念ながら彼の絶頂期の演奏をライヴで聴くことは僕はありませんでしたが、それでも彼のソウルフルで温かい音色と歯切れ良いリズム、そして美しいメロディー・ラインは亡くなる直前まで彼と共にありました。NYCのSmallsというライヴ・ハウスに僕が学生時代に遊びにいき、ジャム・セッションに参加していると、ロイが急に現れて完璧な2コーラスを吹いてまたどこかへまた去っていく、これがたまらなくカッコよく憧れでした。

 ジャム・セッションといえば...ブルーノート東京と僕が毎月開催しているジャム・セッション・イベントがあるので是非チェックしてみてください。我こそはという参加者、ミュージシャンが切磋琢磨する様子を楽しみに来るリスナーさん歓迎です!ブルーノート東京の系列店で御茶ノ水にあるCafe104.5で主に開催しています。次回は11/17です。

Cafe104.5


 『Emergence』は2009年リリースの近年のアルバムだけあってとても良い音で収録されています。ロイのトランペットの音色も明るく収録されています。場面によっては録音ブースの隅まで音が響き渡っていたことが分かる部屋の残響音も集音されていて、ロイのパワフルな一面も存分に味わうことができるライヴ感もあるアルバムになっています。左からサックス・セクション、真ん中にトロンボーン・セクション、右側にトランペット・セクションが聴こえてきますので、恐らくトラディショナルなビッグ・バンドのレコーディングの配置で収録されたのかと思います。ロイはのトランペットはおおよそセンターから聴こえてきます。これを現代的なステレオ・イメージで聴くことが出来るのもこのアルバムの魅力かと思います。

01. Velera

ロイ・ハーグローヴ・ビッグバンドのオープニング曲としてよく演奏されていた美しいバラード曲です。10小節、8小節、10小節のA-B-Aフォームの曲で、独特のハーモニーと変則的な小節数が浮遊感を演出します。トランペット・セクションがピックアップのメロディーを演奏するとすぐにフル・オーケストレーションで1コーラス曲が奏でられます。ロイはフリューゲルホルンで2コーラス目のAセクションでソロをとります。バラードでのフリューゲルホルンの演奏はロイの魅力を最も味わえる場面です。




02. Ms. Garvey, Ms. Garvey

ファンキーなシャッフル・スウィングの曲です。1コーラス目にトロンボーンとバリトン・サックスのユニゾンでメロディーが演奏され、2コーラス目にはこれにロイが加わりつつ、オーケストラがハーモニーやカウンターポイント(対位法:主旋律と対になるような副旋律)を演奏します。その後もう1コーラス分アレンジャーズ・コーラスがあり、その後各セクションから一人ずつフィーチャーしてのソロとなります。アレンジャーズ・コーラスはシャウト・コーラスとも呼ばれ、ビッグバンドをアレンジした編曲家が元のコード進行の上に独自のメロディーを新たに書き、オーケストレーションした場面のことを指します。ソロはバリトン・サックス、ロイのトランペット、トロンボーンと受け継がれます。このロイのソロも力強く、ファンキーで、カッコいいです。




03. My Funny Valentine

ロイのフリューゲルがフィーチャーされた誰もが知るスタンダード曲のカバー。出だしは少しだけスタン・ケントンの『コンテンポラリー・コンセプト』に収録されている「Stella By Starlight」に影響をうけたのを個人的に感じました。


04. Mambo For Roy

Dマイナーのブルース形式の快速なテンポで展開されるラテンの曲。ここでロイのトランペットも最高潮のソロを展開し、ハイノートを見事にヒットさせ続けます。ロイ、フルート、そしてピアノ・ソロと曲が展開しメロディーに戻ると、曲が一旦終わったかのように見せかけ、本編より遅いチャチャのリズムでエンディングが演奏されます。この時のロイもソウルフルな演奏で聴く人を虜にします。全体を通してロイのフリューゲルホルンがフィーチャーされており、丁寧にメロディーを吹いておりとても美しいです。


05. Requiem

アメリカの古きよきポップスのような出だしからイントロが始まりますが、いざ曲が始まるとアフリカン・ビートが満載で、モーダルな曲調となります。2分前後にロイと同時にソロを取っているトランペッターはおそらくダレン・バレットだと思います。


06. September In The Rain

ロイの名アレンジのひとつだと思います。誰が聞いても楽しいミディアムテンポのスウィングでアレンジされた、有名な「September in the Rain」のカヴァーです。インパクトのあるイントロの後、ロイが1コーラス、ハーマン・ミュート越しにメロディーを演奏します。その後フル・オーケストラのシャウトコーラスを半コーラス挟み、ベースソロとなります。その次のコーラスでは前半でアルト・サックス、トランペット、トロンボーンの3管編成のシャウト・コーラスがあり、途中からトロンボーン・セクションに主旋律が移りバックグラウンドとしてサックス・セクションがハーモニーを奏で、その後ブラス(トランペット+トロンボーン)とサックス・セクションの対比となり、最終的にピアノ・ソロに着地する見事なオーケストレーションを展開します。ピアノ・ソロはシンプルに、そしてリズミカルに心地よく演奏されます。その後ビッグバンド全体でユニゾン、そしてそれを追随するドラム・ソロというトレイド・セクションに入ります。

日本ではこのようなセクションを「フォーバース」と呼んだりしますが、アメリカではこの様な場面を「Trade」と言います。そしてロイが歌で「September in the Rain」のメロディーを歌い上げ、ロイの歌にメンバーが呼応する「Call & Response」の場面があり曲が幕を閉じます。実にバラエティに富んだアレンジで、このアルバムのクライマックスといえる名演奏です。




07. Everytime We Say Goodbye

Roberta Gambariniというイタリアのジャズ・シンガーをフィーチャーしたアレンジ。前半はバラードでじっくりと、後半はロイのソロがスウィング・ワルツで軽快に演奏されます。


08. La Puerta

同じくRoberta Gambariniをフィーチャーしたボレロ調の楽しい曲。ロイのフリューゲルホルンは短いソロながらも再び冴える一曲です。ビッグバンド自体のサウンドもとても太く一体感のある演奏でとても素晴らしいです。


09. Roy Allan

ロイ・ハーグローヴの代表曲のビッグバンド・アレンジ・ヴァージョン。Even 16 feelが心地よく、メロディーとハーモニーがとても洗練されていてロイらしい一曲です。ここまでの曲は割とオーソドックスなハーモニーで構成された曲が多いので、ここでこのようなコンテンポラリー・サウンドの登場はとても新鮮に感じられます。そしてロイのトランペットソロもMambo for Royで聴けたような熱量があり素晴らしいです。


10. Tschpiso

この曲は全体的にロイのトランペットがフィーチャーされた曲で、パッと聴くと「ルパン三世」や「グレート・プリテンダー」や「スパイファミリー」なんかの日本のアニメのサウンドトラックで使われそうなグルーヴとハーモニーの一曲になっています。


11. Trust

サックスのユニゾンが徐々に膨れ上がり繊細なハーモニーを織り出すバラード曲。ロイのトランペットの柔らかい音色がよく収録されていて素晴らしいです。一瞬フリューゲルホルンを演奏しているかのような柔らかい音色から徐々にハリのあるトランペットの音に変化してくソロは必聴です。

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さて私自身は7月よりジャズ・スタンダードの数々をソロで収録し、毎月2曲ずつサブスクで配信するプロジェクト『Mao Sone Plays Standards』を継続しております。

詳しくはこちら

今月10/24(月)には名古屋のMr. Kenny'sで『Mao Sone Plays Standards』のソロ公演を開催しますので名古屋の皆様、お待ちしております!
予約フォーム(Mr. Kenny's)



それではまた次回。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title : 『Emergence』
Artist : Roy Hargrove Big Band
LABEL : EmArcy
発売年 : 2009年

アマゾン詳細ページへ

【SONG LIST】

01.Velera
02.Ms. Garvey, Ms. Garvey
03.My Funny Valentine
04.Mambo For Roy
05.Requiem
06.September In The Rain
07.Every Time We Say Goodbye
08.La Puerta
09.Roy Allan
10.Tschpiso
11.Trust




【曽根麻央LIVE INFO】

10/16 (Sun) @ 菊陽町図書館ホール (熊本)
Travel Brass

10/17 (Mon) @ 宮崎市立大淀小学校 (宮崎)
Travel Brass
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10/18 (Tue) @TBA
Travel Brass
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10/19 (Wed) @ Velera (赤坂)
Mao Soné Trio with Yuji Ito & Hiro Kimura

10/21 (Fri) @ 葛城 北の丸(ハママツ・ジャズ・ウィーク関連イベント)
Brightness of the Lives with 井上銘、山本連、木村紘、二階堂貴文
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10/23 (Sun) @ アクトシティー大ホール(浜松ヤマハ・ジャズ・フェスティバル)
Brightness of the Lives with 井上銘、山本連、木村紘、二階堂貴文 & 馬場智章

10/24 (Mon) @ Mr Kenny's (名古屋)
Mao Soné Solo "Plays Standards"

10/25 (Tue) @ 大和市立柳橋小学校 (神奈川)
Travel Brass
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10/26 (Wed) @ 名古屋市立植田小学校
Travel Brass
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10/27 (Thu) @ 浜松市立葵西小学校
Travel Brass
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10/30 (Sun) @ 御船町カルチャーセンター(熊本)
Travel Brass

10/31 (Mon) @ 福岡県 粕屋西小学校
Travel Brass

曽根麻央のその他情報はウェブサイトへ

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

NYを拠点に活躍するピアニスト、海野雅威さん。
3月にリリースした新作『Get My Mojo Back』を引っさげてのツアー第二弾がスタート!




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『Get My Mojo Back』発売記念ツアー


海野雅威 - piano
吉田 豊- bass
海野 俊輔 - drums


総合Info.:https://www.tadatakaunno.com/


2022年7月26日(火) 函館 spAce ICHIGoICHIe
北海道函館市弁天町16-2
前売6,500円/当日7,000円
詳細・予約:space151e.hakodate@gmail.com


2022年7月27日(水)、28日(木) 札幌 ジャムジカ
北海道札幌市中央区北4条西28丁目1-16 ラ・ワイスビルB1F
2set 入替制 前売6,500円
詳細・予約:www.jamusica.jp


2022年7月30日(土) 根室 サテンドール
北海道根室市大正町1-24
※こちらの公演はコロナ感染蔓延予防の為キャンセルとなっています。


2022年7月31日(日) 釧路 北海道立釧路芸術館 アートホール
北海道釧路市幸町4丁目1番5号
前売6,000円 / 当日7,000円
詳細・予約:喫茶BROS 0154-41-6822 (16:00-20:00)


2022年8月2日(火) 旭川 Mokera Mokera
北海道旭川市旭岡2-12-11
前売6,500円 / 当日7,000円
後援 旭川市教育委員会
詳細・予約:mokerayoyaku@yahoo.com


2022年8月6日(土) 魚津 UO!JAZZ 2022 5th
海の駅蜃気楼「風の地平線 蜃気楼」モニュメント前
富山県魚津市村木町 定坊割2500-2
詳細:魚津まつり実行委員会
0765-22-1200 https://star-uozu.jp/uo-jazz


2022年8月7日(日) 飛騨高山 日下部民藝館
岐阜県高山市大新町1-52
詳細・予約:日下部民芸館 0577-32-0072


2022年8月8日(月) 神戸 100BANホール
兵庫県神戸市中央区江戸町100番地
入替制 (2ndのみ配信あり)
詳細・予約:100ban.jp hall@100ban.jp


2022年8月9日(火) 岡山 Cafe SOHO
岡山県岡山市北区今4丁目4-8
前売6,500円/当日7,000円
詳細:090-4140-8386 (担当:岡崎)


2022年8月10日(水) 防府 アスピラート
山口県防府市戒町1-1-28
前売5,500円/当日6,000円
詳細・予約:海野雅威トリオ 防府実行委員会 090-1359-9310


2022年8月11日(木) 岡崎 図書館交流プラザ りぶらホール
静岡県岡崎市康生通西4丁目71番地
詳細・予約:グルーヴィングジャミ jazz-ami@nifty.com


2022年8月13日(土) JAZZ ON A SUMMER'S DAY
akiko × 海野雅威 TRIO
Park Hyatt Tokyo 39F ボールルーム
OPEN 18:30 / START 19:30
https://jazz-on-a-summers-day.peatix.com

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【海野雅威】(ピアニスト)
1980年、東京生まれ。
4 歳からピアノを弾き始め、9 歳でジャズ・ピアノを始める。

東京藝大在学中の18 歳からミュージシャンとして活動を始める。鈴木良雄、伊藤君子、大坂昌彦らシーンを支える多くのミュージシャンと共演し若い世代の旗手的存在であったが、さらにジャズのルーツや文化に触れる為、2008年にニューヨーク移住。
ゼロから新たにスタートした新天地でもトップミュージシャンに認められ、 故ジミー・コブ(ds)、クリフトン・アンダーソン(tb)、ウィナード・ハーパー(ds)、故ロイ・ハーグローヴ(tp)、ジョン・ピザレリ(g, vo)、ジャズメイア・ホーン(vo)等のバンドでの活動の他、自身のトリオでも演奏を行っている。

2013年にはヴィレッジ・ヴァンガードでジミー・コブ・トリオのピアニストとして日本人初出演。その一週間公演は、オーナーであった故ロレイン・ゴードンをはじめ、耳の肥えた地元ジャズ・ファンを唸らせ本場ミュージシャンの仲間入りを果たす。

2014年、敬愛する名ジャズ・ピアニスト、故ディック・モーガンのトリビュートコンサートのピアニストに推挙され、古くからの地元ファンに歓迎された。以降ワシントンD.C.を中心にかつてのディック・モーガンのバンド・メンバーと共に演奏活動も行っている。

2016年6月、ジミー・コブ・トリオのレコーディングで訪れた伝説のヴァン・ゲルダー・スタジオで、レコーディング・エンジニアのパイオニア、ルディ・ヴァン・ゲルダー(当時91歳)にその才能を称賛される。その二ヶ月後、8月25日に惜しくも逝去され、ヴァン・ゲルダー氏の生涯最後のレコーディング・ピアニストとなる。
同年10月、現代の音楽界を支える多くのミュージシャンを輩出している名門ロイ・ハーグローヴ・クインテット日本人初のレギュラー・メンバーに抜擢され、ロイが亡くなるまでの2年間世界各地を回るツアーを行う。

2020年9月27日、コロナ禍のニューヨークにてアジア人ということだけで襲われ、重傷を負う。緊急手術後に一時帰国し、約半年に及ぶ治療を行った後、アーティスト活動を再開すべく、2021年に再度ニューヨークへ渡航。8月にブルーノート・ニューヨークにおけるジョン・ピザレリ・トリオの公演で演奏に復帰、秋には日本でも「奇跡の復活ツアー」を敢行し、ブルーノート東京で千秋楽を迎える。差別や暴力に屈せず、混沌とした時代だからこそ音楽の力を信じる姿は、NHKスペシャル「素晴らしき世界~分断と闘ったジャズの聖地~」でも取り上げられ、大きな反響が寄せられる。

また、惜しまれつつ世を去った日本の名ジャズ・ピアニスト世良譲、ジャズ・ピアノの巨匠ハンク・ジョーンズ、テナー・サックス&フルートの巨匠フランク・ウェスが、晩年最も期待を寄せていたピアニストでもあり、CDでの共演の他、音楽のみならず人生の師として交流を深めていた。
2010年5月16日、世界中のジャズ・ファンに愛され最期まで音楽への情熱を燃やし続けたハンク・ジョーンズが91年間の人生に幕を閉じる時、その最期に立ち会う。師の志を受け継ぎ、自己の音楽を追求することで本分を全うしていきたいと強く感じている。

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